記事の見出し付近には「超高級マンションの15%は台湾人に買われた!」とか「住所は六本木が一番人気」とも書かれている。
同様の内容を新年早々の週刊ダイヤモンド(2014年1月18日号)も少し報じていたが、今回の週刊新潮の記事は港区に特化しており、具体的なマンション名も報じているので、興味深く読んだ。
今回の週刊新潮の記事によると、中国系富裕層が港区の高級マンションをこの2〜3年で多く購入しているのは間違いなく、登記簿謄本を調べたところ、パークコート赤坂ザ・タワー、SAION SAKURAZAKA、THE ROPPONGI TOKYO、アトラスタワー六本木、シティタワー麻布十番といったタワーマンションの25階以上の部屋が買われているとのこと。
特にTHE ROPPONGI TOKYOについては、全623戸のうち13戸を中国・大連に本社のある企業の日本支社が保有しているなど、中国・台湾の富裕層から多く購入されているようなことが書かれている。
その会社の副社長が、中国本土の富裕層について「彼らは環境がずっと良い日本で”ベランダに出て美味しい空気を吸いたい”と願っています」と言っていることも紹介されている。
六本木のマンションベランダから吸う空気がおいしい、というのは普通の日本人の感覚からはかけ離れている気がするが、確かに中国都市部の黄色く濁った嫌な臭いのする空気よりは遥かにマシだと思う。
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