今月も月末のデータをアールイー不動産のサイトから落としてみると、
赤坂タワーレジデンスの物件がやたら多いことに気がついた。全部で21戸。
築年月は、今年5月と書いているサイトと、今年7月と書いているサイトがある。
ちょうど今頃入居が始まったか、もうすぐ入居か、というマンション。
総戸数は521戸だから、21戸売りに出ていても比率では5%もないわけだけど、
情報が流通しているものだけで21戸なわけだから、実際仲介業者で留まっている
情報も入れればもっと多いはず。
入居時期にこれだけ一斉に売り出されるのは異常だ。
資金繰りが悪化した法人が多いのか、今が一番高く売れると踏んだ個人なのか。
この21戸の専有面積は、51.33平米から128.95平米。
価格は、7,200万円から1億3,800万円。 単価で見ると、かなりばらつきがある。
最も安いのは、14階、66.13平米の物件で、坪単価360万円、平米単価109万円。
最も高いのは、41階、128.95平米の物件で、坪単価756万円、平米単価229万円。
14階物件は、他に比べて群を抜いて安い。66平米と狭めであるにしても、この単価で
売れずに情報が流通していることが、市場の不振を現しているように思う。
分譲時のサイトのアーカイブを見ると、
60平米台:6,000万円、80平米台:1億円台、100平米台:1億4,000万円台、
120平米台:1億9,000万円、ということが書いてある。
これを踏まえて21戸の価格を見てみると、24階の100.04平米物件が1億4,980万円で出ている。正確な分譲時価格は分からないが、さきほどのサイトアーカイブサイトの数字とほぼ変わらない。ぎりぎり利益の出るところで早く売りたい、といったところだろうか。
ただ、分譲時価格に近い価格と思われるものは多くなく、他は明らかに数割程度
利益を上乗せした価格になっている。 14階、75.47平米で1億3,900万円とか、31階、83.37平米で1億5,900万円などもある。
赤坂では、パークコート赤坂ザ・タワーもまだ分譲中。若干供給過多だろうか。
場所は色々と話題になった衆議院議員宿舎のすぐ近く。最近では赤坂サカスが一時騒がれたけど、当初混雑していたレストランも今は昼でもかなり空いている。先日久しぶりに行ってみたら、1階赤坂見附よりにあるパン屋?は開業当初大変な行列だったのが、見る影もなかった。ただ東京ミッドタウンにも歩いて、それも大通りを通らず行けるのはいい。
赤坂見附駅から赤坂駅近くにかけてのみすじ通りや、その一つとなり(一ツ木通りでない方)の通りは夜は風俗街に近い雰囲気(と言っては言い過ぎか・・・)。そこから1キロと離れていないのはちょっとマイナスで、子供のいる家族が住む場所ではないかもしれないけれど、単身やDINKS、リタイヤ後の夫婦にはよさそう。
個人的にはもう少し駅に近くて、図書館がすぐ近くにあればいいなと思う。
赤坂図書館は、青山図書館と改名した方がいいような場所にある。移転したばかりできれいなのはいいけれど、赤坂見附からも赤坂からも歩いていくのは辛い(坂道だし)。
赤坂ツインタワーなど、ビジネス街に極めて近いので、平日はせわしない感じ。逆に仕事を考えると立地は素晴らしく良く、夜遅くまでやっている飲食店が多いのも良い。やはり、買うとしたらバリバリ働く単身者かDINKS、あとは政治家とかだろうか。
赤坂タワーレジデンス 所在地(青の目印)
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小学生監禁事件の現場がすぐそばとは知りませんでした。
そもそもその事件自体私は覚えていませんでした・・・。
身近なところでそんな重大事件が起きていたとは、驚きです。
六本木一丁目からだと、アークヒルズ、全日空ホテルの前を通ってとても都会的な感じですね。
ツインタワー前の横断歩道を渡る時に、斜めから車が容赦なく突っ込んでくるのが怖いので、あれは改善してほしいですが・・。
どなたか分かりませんが、どうも大臣クラスの方が入居されているみたいで、マンションの正面角にポリボックスが立っていて、24時間、警察官が立っています。
6年ほどその近辺に子供と住んでいましたが、元氷川小学校および元東洋英和小学校跡地の「子供プラザなんで〜も」には、子供だけでやってくる小学生、中学生は沢山いますし、米国大使館宿舎が近所ですので、警察官はつねにウロウロしてますから、昼間は危険なことありません。
夜も、いわゆる「夜の蝶」らしき人が深夜くるのは、ポプラまでですし、子供ずれでそもそも出歩くということであれば、どこでも危険では? 住んだ事がないので、わかりませんが、暗い道が多い郊外の方が、人の目がないぶん、事件が多いように思います。
ちょっとネガティブな内容も書いてしまっていてすみません。
米国大使館宿舎の関係で警察官が多いのは、確かに治安面で安心ですよね。
子どもの頃は郊外にも都心にも住んだことがありますが、ご指摘の通り、郊外の方が暗くて人通りの少ない道が多く、怖かったです。
個人的には治安というより、街の雰囲気としてあまり子育てに向かないのでは・・・と思ってしまうのですが、赤坂の中高生プラザは、ホームページを見てみたらとても楽しそうだと思いました。
たーたんさんは、実際にこの近くで子育てをされたのですね。
小さな子どものいる世帯はほとんど住んでいないのではないか、と考えていたので、少し意外でした。
近くに歓楽街があるとかないとかは子どもにはあまり関係がなく、単に気にする親が気にしているだけなのかもしれませんね。
そうですね。いなめない事実だと思います。
ただ、お屋敷町と繁華街が隣り合わせ、もしくは、渾然一体となっているというのは、よくある話ですよね。
渋谷の松涛とホテル街の円山町、大久保と外国人街になった新大久保などなど、、、、
港区内も、麻布十番なんかは、暗闇坂や鳥居坂を上がったところはいいですが、下の方はどうかなぁ〜という感じになってますよね。
歴史的な観点からも「昔から」そうだったのではないでしょうか?
バブルの時に住民が激減し、目も当てられなくなってしまいましたが、ここ数年、タワーマンションをはじめとする新築マンションのおかげで住民も増加し、赤坂でも子供のバギーを押しているお母さんをずいぶんと見かけるようになりました。
今後、すこしづつ元にもどるのかなぁと思っています。
赤坂地区ではマンションが色々できて、どういう人が増えたのだろう、常々疑問でしたが、子持ちの方も増えているわけですね。
そういえば、数日前赤坂サカスに昼食を食べに行ってみたら、夏休みだからか普段の平日からは考えられないぐらいすごい賑わいで、子連れの方も非常に多く驚きました。
多くは別の場所から遊びに来た人だと思いますが、子供を連れてくるような場所になってきたんだなあ、と思いました。将来はみすじ通りやエスプラナード通りの雰囲気も少しずつ変わっていくかもしれませんね。