と、少し前から時々思っていたところに、オープンルームのチラシが入ってきた。
時間もあったので、見に行くことに。
ちょうど2住戸同時にオープンルームを実施していて、どちらも案内しているのは三井のリアルプランだったので、続けてみることにした。
先に見たのは31階、南向き1LDK+DENの間取りで、75.86uが9,600万円。
こちらはほぼ真四角の形をしたワイドスパン型の間取り。
その次に見たのは、20階部分の2LDKで、70.35uに対し価格は9,980万円。
建物の角に当たる部分に位置しているが、角の部分が切り取られているので、三角形のようになっている。眺望は良いかもしれないが、使い勝手の面では甚だ不便。
どちらも買える値段ではなく、今すぐ買うということは絶対にないわけだけれど、共用部分の充実度は気になるところ。
共用部を見れないかとお願いしてみたところ、快よく案内してくれた。
共用施設の多くは2階に集約されており、リラクゼーションスクエア、カンファレンスルーム、デスクブース、クリエイションルーム、和室、トランクルームがあった。
カンファレンスルーム、クリエイションルーム、和室は利用料がかかるものの、1時間あたり100円〜200円と安い。
確かリラクゼーションスクエアだったと思うけれど、マッサージチェアやエアロバイクが置いてあり、無料で使えるとのこと。
一番良いなと思ったのはデスクブースで、図書館のように蛍光灯の付いたデスクが10席ほど壁に沿って作られていた。
人気のようで、見に行ったときは空席が1〜2席しかなかった(入り口に席の見取り図があり、使用中の席は見取り図上でマグネットが貼られて分かるようになっていた)。
もう一つ気になっていたのが、最寄り駅である白金高輪駅からのアクセス。
駅改札から地下道を通っていくと、白金タワーの真下にあるクイーンズ伊勢丹までは行けるけれど、白金タワーに入るには一度地上階に上がらなければならないのかな?と思っていたが、聞いてみたところ地下でもつながっているとのこと。
マンション駐車場から、床に貼られた黄色いテープに沿って歩いて行くと、クイーンズ伊勢丹のバックヤードのようなところに出て、そこからクイーンズ伊勢丹入り口に出ることができた。
ただ、これはちょっと行きづらい。
なにしろ、スーパーの人が荷さばきをしていたりしている。
実際には、2階からプラザ棟(店舗棟)に出られ、そこのエレベータから地下に降りることで、雨でも濡れることなく駅に行けるようで、そのルートを使う人がほとんどであるもよう。
駐車場は特に見たいとは思っていなかったけれど、全部平置きで、利用料も32,000円〜41,000円ということで、平置きであることを考えると安い。
少し前までは全然空きがなかったのが、最近になって空きが出始めたとのこと。
不景気で車を手放す人が増えたのだろうか。
最後に同じ敷地内にある三井のリアルプラン店舗に寄って少し話を聞いて帰ったけれど、今すぐ買うことはないと伝えたにもかかわらず、担当者は始終丁寧で、非常に感じの良い方だった。
店舗を出るときにはザガットサーベイの本までくれた。
表紙に三井のリアルプランと金文字で書かれているノベルティグッズ。
この店舗には何度か来ているが、こんなものがあるとは知らなかった。
最初から最後まで楽しく、嬉しいオープンルームだった。
実際に見て良いなと思ったのは、やはりサラリーマンには最適な立地であることと(駅直結で、駅からはラッシュ時も始発電車が出ていて座れること)、共用施設が充実していること。
ちょっとイマイチかなと思ったのは、エレベータがなかなか来ない上に、しょっちゅう止まって乗り降りがあったこと。
これはたまたまかもしれないけれど、その日4回ほど乗って毎回そうだったので、ちょっとエレベータの数が少ないのかも(高層階用3基、低層階用3基)。
高輪ザ・レジデンスや虎ノ門のタワーマンションでは、もっとエレベータが多かった気がする。
内装も、1階は高級感があるのに対し、各階の内廊下やエレベータはなんだか安っぽく見えた。
また、人の出入りがけっこう多いので、1階に2箇所のオートロックドアがあるが、他の人と一緒に簡単に中に入ることができた。
エレベータに乗ってさえしまえば、どの階にでも行くことができ、各戸の住戸前までセキュリティはない。
他のタワーマンションと比べると、その辺りでグレードがやや落ちる気がするけれど、気にしなければ大したことではない気もする。
元々タワーマンションとしてはそう高額ではなかっただけに、仕方がないところだけれど、それを考えると今の取引価格はちょっと高すぎる。
やはり立地がそれだけ評価されているということか。
白金タワー所在地(水色の目印)
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