■■■ブログ内検索■■■

2010年06月28日

パークマンション三田日向坂 第一期第一次は完売?

6月25日の日経新聞朝刊地域面に、「マンション『完売』相次ぐ」という記事が掲載されていたが、その中に「5月に三井不動産レジデンシャルが発売した東京・麻布十番駅近くの『パークマンション三田日向坂』は売りに出した11戸が完売」と書かれていた。
同記事によると、パークマンション三田日向坂の平均価格は2億3,000万円ということで、手の届きやすい価格帯のマンションだけでなく、高級マンションも売れ始めた、という内容になっている。



ところが、その翌26日に新聞折り込みで入ってきたパークマンション三田日向坂のチラシでは、第一期第二次の販売概要と共に、先着順受付住戸の販売概要も記載されていた。
申し込みはしたもののキャンセルになったということだろうか。
普通なら抽選があり、当選した人がキャンセルをしても次点の人に連絡がいくはず。
さすがに高額物件なので、たまたま一人しか申し込んでいない住戸があったということもかもしれないが、第一期第二次で販売される戸数も3戸だけ。
マンション市況が回復しつつあるとはいえ、まだまだ慎重に販売しなければいけないということか。
少なくとも、「完売」という言葉から連想するイメージと実態はちょっと違うようだ。

日経の記事では、不動産経済研究所の「買いたい意欲がマグマのようにたまっていた」というコメントを紹介しているが、確かに最近は港区内でもコンパクトマンションやちょっと変わったマンションが多く分譲されていたところに、パークマンション三田日向坂や、ザ・ヒルトップタワー高輪台など、少しずつ魅力的に見えるものも出てきた。
ただ、それでも高級感を売りにしたパークマンション三田日向坂は北側にまったく高級感のない密集した住宅街があるし、ザ・ヒルトップタワー高輪台は施工に問題がないのか不安がある。

低金利が続き、住宅ローン減税や親から子への贈与もしやすくなっており、マンション購入にはまたとない機会のようでもあるけれど、まだ低金利は続きそうだし、もっと良いマンションがこの先出てくるような、そんな風に思ってしまう。
価格についても、色んな報道でマンションに割安感が出てきたなどと言われているけれど、果たして本当にそうなのか、甚だ疑問。



記事でも、すべてのマンションが好調なわけではなく、二極化していると報じている。
自分の周りを見ても、マンションを買いたいという人は多いように思うし、若い世代を中心に需要はあるのだろう。
それに加えて低金利・減税で、購入を後押しする環境もそろっている。
それでも売れ行き不調なマンションがあるというのは、つまるところ価格がまだ高いということ。
郊外のマンション価格がより一層下がるとしたら、都心での購入を検討している人の一部は郊外に流れ、都心の価格もまた下がってくるのではないか。

ただ、この先さらに下がったとしても、そのとき自分がマンションを買えるかどうかはまた別問題。
そのとき子供が生まれてある程度大きくなっていたら、待ったなしで引っ越さなければいけないかもしれない。
港区以外のマンションも時々見たりはしていたけれど、そもそも購入にこだわらず、暫定的に賃貸というのも検討した方がいいかも、と思い始めた。
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 22:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit
この記事へのコメント
マンションをいつ買うのかというのは千差万別で難しい問題ですよね。
マンションをたくさん見れば見るほど目も肥えてきますし・・・
私はほんとに欲しい「立地、建物、間取り、広さ、そしてなんといっても価格」が妥協できるかどうかを目安に探しています。
周りの営業トークに騙されずに、あせらず探したいと思います。
Posted by マンション購入探検家 1年生 at 2010年07月07日 21:40
マンション購入探検家1年生さん、初めまして。
コメントありがとうございます。

本当にマンションをいつ買うかというのは難しいですね。
おっしゃる通りで、特に価格面でいいなと思うものは滅多にないですよね。
今が買い時、なんていう報道もよく見聞きしますが、私もそういった声に流されず、じっくり選びたいと思っています。

どこかに決められたり、あるいは良いマンションを見つけられたりしたら、ぜひ教えて下さい。
Posted by さるうさぎ at 2010年07月08日 21:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック