中古物件情報の中に、白金ハウスが載っていた。
261.48平米で3億4,500万円。
平米単価にすると132万円、坪単価で436万円。
平成3年築とはいえ、広さ・立地を考えると割安に感じる。
相場が下落しつつあるのか、単に売り急いでいるだけなのか。
一度このマンションで開かれたパーティーに参加したことがあるが、 エントランスが(確か)最上階に位置しているので、入り口前で上を 見上げても建物がない。
また、車寄せの屋根が半円形をしているので、エントランス前に立つと まるで美術館のように見える。
本当にここでいいのだろうか?と疑問に思いつつ入ったのを覚えている。
エントランスからエレベータまでの共有部分もマンションというよりは、
何かの美術館というか、その空間を見せるための空間という感じ。
エントランスからエレベータに乗って下におりるというのも
非マンション的な雰囲気を醸していた。
これだけ高級なマンションになると、専有部分の内装は各戸毎に大きく
違うのかもしれないが、自分が行った部屋は全体的に暗めの、
落ち着いた色調の部屋だった。
確かパーティーには20人ぐらいが参加していたが、
リビングに全員が着席できるぐらいの広さだったと思う。
カーテンが全部閉まっていたので、外の景色はまったく見なかったが、
参加したときはエレベータを下りたこともあり、まるで地下にいるような
気分だった。
眺望がどんなものか、今さらながら気になる。
今回売りに出ているのも、LDが約49帖と、ものすごく広い。
トイレだけでなく浴室も2部屋ある。
ただ廊下面積が非常に大きく、デッドスペースが多い。
白金ハウスそのものは、白金高輪駅と白金台駅の中間あたり、
三光坂を上がっていったところにある。
聖心に続く並木道の目の前で、非常に静かな立地。
昨今の新築物件が100平米台でもあっさり3億以上することを考えると、
非常にお買い得に見えてならない。
まあ、エントランスが最上階ということは斜面に建っているということだから、
耐震性などは少し劣るのかもしれないが。
ただ雰囲気があまりにも普通のマンションからかけ離れていて、
また広さも広すぎるので、生活するとどういう感じなのか想像もつかない。
一度住んでみたい気もするけど・・・やっぱり身の丈にあった
普通のマンションがいいかもしれない。
白金ハウス 所在地
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タグ:中古マンション