送られてきた。
なんだろう?と見てみると、中には有栖川パークハウス、元麻布パークハウス、
乃木坂パークハウスの簡単な紹介と、販売中の住戸間取り図が入っていた。
乃木坂パークハウスはしょっちゅうメールも送られてくるので、何となく
販売が低調なのかなとは思っていたけど、完成済みの有栖川パークハウスも
まだ売れ残っているとは・・・。
元麻布パークハウスも、去年の秋頃から先着順受付中、なんていうパンフレット
とかが来ていたけど、それから半年経ってもまだ在庫があるということになる。
販売戸数は有栖川パークハウスが3戸(総戸数は23戸)、
元麻布パークハウスが2戸(総戸数は17戸)、
乃木坂パークハウスが5戸(総戸数は42戸)。
元麻布パークハウスは、去年の11月時点では5戸販売していたから、
それよりは3戸在庫が減っている。とは言え半年で3戸・・・厳しい。
販売価格は、元麻布と有栖川はほとんど3〜4億円、乃木坂はほぼ1億円台。
有栖川は、昨年の新築分譲マンション最高値の8億円住戸もまだ残っている。
先日の東洋経済記事には野村のプラウドシリーズは億ションでも即日完売、
みたいなことが書いてあったけど、それが本当なら、三菱のパークハウスは
他社よりも輪をかけて不振だということだろうか。
それとも、野村は値引きをしているが、三菱地所は値引きをしていないとか?
あるいは、3物件にはそれぞれ問題があって人気がないのかもしれない。
有栖川パークハウスは、立地は良いには良いが、歩道からの距離が近いし、
まあまあ車が通る道路の交差点の角のようなところだし、
見た目もそんなに高級な感じではない割に、価格だけはとんでもなく高い
のが難点だろうか。
元麻布パークハウスは、現地に直接行ったことはないけれど、中国大使館がすぐ
そばにあるので、何か事件が起きるのでは、と不安になる向きもあるかもしれない。
つい先日も、中国大使館の通用門前で、警察の機動隊員が突然カッターナイフで
切りつけられる事件があったばかり。
乃木坂パークハウスは、他の2物件(5〜6階建て)と違い、25階建てで
各階1〜2住戸と変わったつくり。
上層階は1フロア1住戸で、それはそれで良いけれど、エレベータは1基しかない。
最上階でエレベータに乗ろうとしたら、24階から下り始めたところだった、
なんていう状況では2〜3分はエレベータを待つことになりそう。
さらに、四角ではなく変わった形をしているので、専有面積の割に各居室は
あまり広くない。
どれも立地は良いけれど、中古なら同じ価格でかなりいい物件が出ている。
思い切った値下げをしないと売れないのではないだろうか。