今日発売の週刊東洋経済、表紙には大きく
「
逃避連鎖が始まった!不動産『大淘汰』」の文字。
34ページから88ページまで、途中広告も何ページか入っているが
50ページほどの特集となっている。
内容の半分以上はオフィス不動産に関するもの。
今まで不動産を買いあさってきた不動産ファンドなどが、サブプライムの影響もあり、
ローン(特にメザニンローンと呼ばれる、出資者からの出資と返済順位の高い
通常のローン(シニアローン)との中間部分)がつかないことから、資金力のある
大手不動産会社や一部のファンド以外は不動産を買えなくなっている。
買い手が減って売りにくくなる中、今後ローンの返済期限を迎える物件が
続々と売りに出される、というようなことが書かれている。
そして、不動産鑑定会社(三友システムアプレイザル)社長の
「
国内の需給アンバランスだけなら2〜3年で収まるだろうが、
これから世界的な不況がくることを考えると5〜7年は下がり続けるだろう」
というコメントが紹介されている。
他にも、不動産ファンドのレイコフが倒産したことや、同じくファンドの
アセット・マネージャーズが大幅減益になったことなど、色々と不安材料について
かかれているが、外資系ファンドは引き続き日本の不動産に注目している
というようなことが外資6社へのインタビューなどで書かれており、
全体的にそう悲観的な状況ではないように見える。
肝心のマンションについては、
「
失速するマンション市場 積み上がる完成在庫 都心一等地でも異変」
と、なんだか興味をそそられる見出しが72ページに出ている。
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posted by さるうさぎ at 22:48
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