■■■ブログ内検索■■■

2008年03月29日

高輪・白金エリアで値下がりか?

土曜日なので、今朝は新聞に中古不動産のチラシがたくさん入っていた。
ただ、やはり今期の売上に計上するには遅いからか、売り主側もこれから売ろうという人は少ないからか、いつもの土曜日よりはチラシの枚数が少ない。

また、枚数が少ないだけでなく、割安だな〜という物件も増えてきた。
それも、昭和築のものではなく、平成築でも平米単価100万円を切っている物件が、港南地区ではなく高輪とか白金で出ている。

特に目をひいたのは、ライオンズマンション高輪。
今朝入ってきたチラシだけで3戸も売りに出ていて、
全て平米単価が100万円未満、どころか90万円を切っている。
坪単価で280万円を切っているものまである。
続きを読む
タグ:相場情報
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年03月25日

週刊ダイヤモンド 2008年3月29日号「地下暗転 忍び寄るバブル崩壊の足音」

二十数ページにわたって、地価・不動産価格が今後下落するだろう、ということを
様々な観点から書いた記事。
不動産ファンドのローン借り入れが滞っていることや、外資系金融機関の
不動産ファイナンス部門が消滅あるいは縮小(メリルリンチが20人中16人、
モルガン・スタンレーで100人中60人が人員整理の対象となった
)とか、
オフィス賃料の値上げにテナント企業がついてこなくなったとか、
オフィスビルに関する話題も書いてあるが、マンションのことも当然書いてある。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年03月17日

週刊朝日2008年3月21日増大号 「マンション買っていい駅 ダメな駅400」

これまたいろんな雑誌で同じような記事を見かける気がするけど、
やはり気になるので読んでみた。

全部で6ページの記事で、大まかな内容としては、
新築マンション価格は2007年が天井で、この後適正な価格に下がっていく
と見られるが、マンションの収益力からすると今はまだ買い時ではない。
新築価格を年間家賃で割った「マンションPER」が、2006年から2007に
かけて上昇しているところは、その分だけ価格が下がる余地がある、

といったもの。

肝心の「マンションPER」については、数値が低い(収益力が高い)もの
から順に、駅別に表にまとめられているが、ほとんどが郊外の駅。
港区では、田町、品川、白金高輪の3駅が入っていたが、品川と白金高輪
については、収益力が大幅に下がった「お買い損」な駅として紹介されていた。
具体的な数値は次の通り。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 20:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年03月02日

AERA 2008年3月3日増大号 「『売り出し価格』信じるな」

AERAは、2008年1月21日号でも「土地と株『同時下落』」と題した記事を掲載し、
地価やマンション価格が下落していることを報じていたが、
今回はさらに下落基調が鮮明になってきましたよ、という内容。

どちらの記事も、基本的には野村不動産アーバンネットが公表している
地価や中古マンション価格動向を元に、取材で得た情報を少し加えたような内容。
http://www.nomu.com/knowledge/chika/

野村不動産アーバンネットの中古マンション価格動向は、あくまでその地区にある
一つのマンションについての価格動向。
マンション名は伏せられているが、築年月、総戸数、総階数が書かれているので、
調べればどのマンションかはすぐ分かる。

その価格動向を見ると、一つめの品川、芝公園、白金台、白金高輪、泉岳寺、
麻布十番のうち、品川と泉岳寺以外で今年の1月に価格が下落している。


続きを読む
タグ:相場情報 AERA
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 20:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年02月22日

住友不動産販売のチラシ

住友不動産販売の渋谷営業センターから、マンションのポストに
封筒が投函されていた。部屋番号は書いてあるが宛名はないので
全戸にばらまいているようだ。

封筒の中には売り物件をまとめたチラシ1枚の他に、
「不動産の売却をお考えの皆様へ」と題した紙が入っていた。
次のようなことが書いてある。

不動産の価格は今年の春から夏にピークを迎え、サブプライム問題の
発覚以降、株価の下降に歩調を合わせるように、ここ1〜2ヶ月で
大きく相場が下がってきています
また今まで購入を希望されていたお客様も、ご自身の資産の目減りや不況の
不透明感から特に高額物件において買い控えが進んでいるのが現状です。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 20:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年02月21日

港区分譲マンション実態調査報告書 その2

アンケートは管理者(管理組合や管理会社か)を対象に実施したものと、
居住者を対象に実施したものに分かれている。

管理者向けアンケートについては、対象が全部で173棟しかないのと、対象が
高輪と赤坂地区に偏り、麻布地区で対象になっているマンションが少ないのが
残念なところ。
高輪と赤坂には古いマンションが多いから、アンケート結果についても
やや古いマンションに偏ったものになっているかもしれない。

調査項目は色々あるが、ここで目をひくのは、マンションにある共用施設に
ついての調査
管理上の問題についての調査建て替えや大規模修繕について
の調査
、そして賃貸率

共用施設についての調査では、各種施設が調査対象全体のうち何%に
備わっているかが書かれている。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年02月18日

港区分譲マンション実態調査報告書 その1

図書館に、港区が実施した標記調査報告書の概要版があったので見てみた。
この報告書自体の発行は平成18年の3月。
なぜか、調査を行った時期や、データがいつ時点のものかは書かれていないが、
実際に調査を行ったのは平成17年のようだ。

内容は主に3部に分かれている。
まず港区内に分譲マンションがどの位あるか、築年数はどの位なのかなど、
港区の分譲マンションについての定量的な分析。
次に、管理組合、住民へのアンケート結果。
そして最後に、調査で明らかになった課題への対処方法が提示されている。

やはり気になるのは、港区の分譲マンションについての定量分析、
そしてアンケート結果。
どちらも予想とは少し違う部分があり、とても興味深かった。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年02月14日

週刊ダイヤモンド 2008年2月16日号「マンションが危ない!」

今週発売の週刊ダイヤモンドはマンション特集。
前半部分は管理や大規模修繕・建て替えなどについての記事で、
後半がマンション購入に関する記事。
前半部分も読んでおいた方がいいのかもしれないが、
当然ながら興味は後半部分にあったので、前半は読み飛ばしてしまった。

その後半には、高級新築物件ランキング(1位はフォレセーヌ氷川丹後町、
2位がパークマンション六本木だった)、注目の新築物件ランキングなどが掲載
されていたが、最も興味深かったのは「中古133物件価格上昇率ランキング」。
分譲時と2007年流通時とで坪単価を比較し、その上昇率を上位から並べたもので、
分譲当時の坪単価が書かれているのがありがたい

週刊ダイヤモンドや東洋経済なんかで、年に1回ぐらい同種の記事を見かける
気もするが、去年の今頃まではぱらぱら見るぐらいだった。
今となっては貴重な情報である。
対象が1997〜2001年竣工で、2007年に中古流通事例があったものに
限られているのが残念なところ。

結果を見てみると、やはりというか、港区の物件が上位にたくさん入っている。
一部引用すると、次のような感じ。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年02月13日

プレジデント 2008年3.3号「土地・マンションの新常識50」

プレジデント3月3日号は不動産特集だった。
表紙には「土地・マンションの新常識50」とある。
識者(らしき人)が書いた記事が、様々な内容が書かれていた。

特集内最初の記事は、大前研一の記事。
欧米と日本の住宅事情を比較し、だから日本はダメだというような内容。
若いうちに終の棲家を購入するのではなく、その時々に応じた不動産に
住むのがよい、という主張だが、その中に次のような記述がある。

「『金利が低いうちに住宅ローンを組んだほうが得』というのも大きな錯覚だ。
(中略)収益還元法ではコストをもとに現在価値をはじき出すから、
資産コストが高くなれば現在価値も高くなる。
つまり金利が高くなったら、家の将来価値も高くなるのだ。」


この部分はさっぱり分からない。

収益還元法は、運用収益と利回りから価格を算出する手法のはず。
つまり、収益÷利回り=価格。
収益が年100万円で、利回り5%とすれば、価格は2,000万円。
コストが高くなれば運用収益は下がるわけだから、マンション価格も下がる。
それに、金利が高ければ利回りも高く設定しなければ意味がなく(借入金利
より低い利回りでは意味がない)、利回りを上げれば価格は下がる。
著名な人物だから、本当は正しいことを言っているのかもしれないが、
今ひとつ、というかまったく理解できなかった。

それはいいとして、別の記事ではいくつかの統計が紹介されており、
港区もその中に登場していた。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 21:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年01月17日

週刊東洋経済2008年1月19日号 「ゼネコン『現場破壊』」

新年早々、今週火曜日発売の東洋経済に、ゼネコンに関する特集が載っていた。
談合禁止で公共事業を受注できなくなり、民間やマンションの受注競争が激化、
また異業種からの参入もあり、ゼネコンは過度な安値受注をしている、
その結果が現場に出てきている、といった内容。

最後の方には経営健全度ランキングと題した1,000社分のランキング
(都道府県別)もあり、東京は4位に大東建託が入っている以外
上位は中小企業ばかりだった。

まあこんな感じでゼネコンのことが色々書かれており、全体としてマンションに
特化した内容ではなかったが、港区のマンションについての記述もあった。
一つは、麻布十番で竹中工務店が建設中だったマンションの鉄筋とコンクリートの
強度不足
の件、そしてもう一つは天王洲アイルの超高層マンションについて。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 20:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2008年01月12日

中古マンション値下がりか?平米単価100万円以下が急増

今朝は新聞に大量の不動産チラシが折り込まれていた。
港区の中古物件を紹介しているチラシだけで、30社ほどもある!
今年度中に売却したいという売り主、仲介業者の思惑があるのだろう。

目に付いたのは、平米単価で100万円以下の物件が多いこと。
以前は港南・芝浦地区か、古い物件ぐらいしかなかったが、
ここにきて全体的に相場が下がり、立地がよい、あるいは比較的新しい物件も
平米単価90万円台に突入しているように見える。

実際に、今日のチラシに載っていた物件のうち、
平米単価100万円以下の40物件を抜き出してみた。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 23:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2007年12月22日

サンデー毎日2007年12月30日号「高騰中マンションは来年さらに1割高くなる」

サンデー毎日に、目を引く見出しが躍っていた。
数週間前の週刊エコノミスト(発行元はどちらも毎日新聞社)も
見出しだけ大げさ(「マンション急騰」)で、中身は控えめだったから、
今回もまあそんな感じだろうとは思ったが見るだけ見てみた。

内容は、建築基準法が改正されて建築確認に時間がかかるようになり、
ただでさえ建材価格や地価が上がっているのに、着工が遅れて
さらにコストがかかるため、23区の新築マンションは来年さらに
値上がりするのではないか、といったもの。

エコノミストの記事では、マンションの値上がりについて書いていたのは
「不動産ジャーナリスト」という肩書きの人だったが、今回の記事では
東京カンテイ社員の「23区のマンションは来年1割値上がりするのでは」
といったコメントが紹介されていた。

今でも、専有面積を小さくし、その代わり収納部分(シューズインクローゼットなど)
の面積を小さくすることで、小さく見えないように工夫をしているところもあるとのこと。
実際に2007年は、対前年比で専有面積が平均で5%小さくなっているらしい。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 18:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit

2007年12月06日

週刊エコノミスト 2007年12月11日号「マンション急騰」

今週月曜日発売の週刊エコノミスト2007年12月11日号に、
「マンション急騰」という特集が載っていた。
最初の記事の見出しには、「『買い時』は今か」とも書いてある。
個人的には今は様子見で、機が熟すのは来年から2年後あたりと思っているので、
どれどれと読んでみた。

しかし内容がまったく腑に落ちない。今が買い時である理由については、

・マンション価格は頭打ちで、郊外は下げ始めることが予想される。
 しかし、条件の良い物件は高価格で推移すると思われる。
・金利先高警戒感は弱まっているが、だからこそ今が買い時とも考えられる。

と、価格とローン金利の二点を挙げている。

価格については確かにその通りかもしれないが、好条件の物件が
今より高騰する可能性は低いと思う。
別に今でなくても、来年でも再来年でも、何ら問題ないのではないか。

金利については、なぜ「だからこそ」なのかというと、しばらく低金利だから、
変動金利で借りられるじゃん、ということのようだ。
が、そのすぐ後に変動金利で借りるリスクも色々書かれており、
むしろ変動金利で借りない方が良い、ともとれる。
結局なぜ今が買い時なのか、さっぱり分からない。
執筆者の肩書きは不動産ジャーナリストとなっている。
デベロッパー等から、買いをあおるような記事の執筆を依頼されたのかもしれない。

週刊エコノミストは2006年9月26日号でも、「買い時マンション」と題した特集を組み、
「マンションの『買い時』は最終段階に入った』とまで書いている。
どうもマンションの購入を煽るような記事が目に付く。

特集内の別の記事で、港区に関して二つ興味深いことが書いてあった。

続きを読む
saru_usagiをフォローしましょう
posted by さるうさぎ at 00:05 | Comment(7) | TrackBack(0) | 雑誌記事・その他 |edit